日本財団 図書館


 

量を厳守すること。
(2)ミロク式
イ. ローブ袋から救命索の端を取り出し弾体後端の環に結ぶ。
ロ. 発射器を立て掛金を引き下げ、引金ピンを安全栓差し込み孔に差し込む。この際引金紐を引金ピンから取り外しておく。
ハ. 薬きょう筒を銃身から取り外し、薬きょうを十分に挿入し、再び薬きょう筒を銃身にねじ込む。
ニ. 救命索を結んだ弾頭を銃身に差し込む。
ホ. 設置要領
MD−3型・MD−3型(改造)
(イ)砂袋を発射に便利な所に置き発射器を砂袋に据える。
(ロ)引き金紐を引き金ピンに取付け、目標に向かい発射器の方向を定め水準器の水泡が中央に出るように角度を定める。
MS−20S型
(イ)発射角度は、通常35度を基準として最大射程を得られるが、それより目標の位置が高い場合は締付けボルトを緩めて角度を上向きにして締付けボルトを締める。
(ロ)掛金を引下げ安全栓差し込み孔に引金ピンを差し込む。この場合引金紐を取り外して置き、安全栓をSから下方向に90度回転させる。
(ハ)安全栓を下からS方向に戻し、引金ピンのナスカンを安全栓に取付け旋回ハンドルで方向を定め引金紐を握る発射方向の可動範囲は発射器の中心から左右各々30度とし、それ以上は発射器の据え付け位置を換える。
へ. 発射時の注意事項
(イ)薬きょうを筒に十分挿入し銃身にねじ込むときは、顔をその筒先(銃口)に出さず、顔を十分離してねじ込むこと。
(ロ)弾頭は常に手入れしたものを使用し内部は、滑り易く砂等の異物が付着しないようにすること。
(ハ)引金を引くとき発射器のハンドルを持っている腕は、真直ぐに延ばし

 

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION